ぼくの過食症体験 ヨガにハマって過食症になり、そこから抜けるまで 

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過食症だった

最近、過食症で苦しんでる方の記事を読みました。

そういえば、、僕もやったんですよね。

10代の後半の数年間、過食で苦しんだ時期があります。

今日は、その体験を書いてみます。

僕は10代の頃ヨガにハマり、我流の断食を繰り返すうちに過食症になりました。

ヨガの行者って、断食とかしますよね?

どういうわけか、ああいうのにあこがれてました。

そして『食べない』『少食』『菜食』このような状態が、

人としてハイレベルだって思い込んでたんです。

今は、そんなの関係ないと思うんですけどね。

痩せたい、太りたくない女たち

ヨガにハマって過食症になるのは珍しいケースかもしれません。

よくあるケースは、例えば、

若い女性に多い過度の『痩せたい願望』から来る過食。

  • あたしは太っている(と思い込む)
  • 痩せるために食べない
  • 我慢できずに食べる
  • 食べたら太る
  • 太るくらいなら吐く
  • 食べ吐きを繰り返す
  • 食べることがやめられない罪悪感に苛まれている

文字通り『苛まれる』くらい苦しんでいる方が多いです。

もしかすると、男性の過食症は少ないのかもしれません。

僕の経験は、太りたくない、痩せやい女性の過食症とはちょっと違います。

でも、からだの状態や心理状態には共通点がありそうなんです。

食事法にハマって摂食障害になることも

内容に関係なく、食事法にハマって摂食障害になる人がいます。

菜食系でもいますし、糖質制限系の食事法でも、

『被害者』の体験談がブログなどで公開されています。

それぞれの食事法を信じている人にとって、あり得ないことかもしれません。

あるいは、取り組み方が間違っていると感じるでしょう。

でも、自分の体験と照らし合わせみると、これは十分あり得ると思う。

摂食障害のうち、過食症になる理由は2つ思い当たります。

それは『罪悪感』と『栄養欠乏』

過食症の原因がこの2つだけ、という意味ではなく、

僕の体験から2このつのを見いだせる、という意味です。

食べることに対する罪悪感

食べても食べてもまだ食べたい。

お腹いっぱいで苦しいのに、食べずにいられない。

こういう状態が続くと、けっこう苦しいです。

でも、ほんとうに苦しかったのはそれではなく、

食欲をコントロールできない自分が情けなく、恥ずかしく、嫌になること。

そして、食べることに対して強い『罪悪感』を持つようになりました。

そんな状態が数年続きましたが、そこから抜け出したきっかけは、

あきらめたことでした。

たくさん食べるのは悪いこと、という意識が強かったのですが、

欲求をコントロールできない自分に絶望し、あきらめ、

もう死ぬまで食え、食って死ね!!くらいの感覚になりました。

ほんとうにどうでもよくなった結果、、過食衝動は次第に消えて行ったんです。

たぶん、数年かかって落ち着いたと思います。

本当にあきらめたので、、正確なことは覚えてません。

その後、食べたいと思った時は気の済むまで食べることにしました。

でも「過食で困る」という経験はやがてなくなり、

食欲にムラがある、、という程度に落ち着きました。

栄養が足りない

僕の過食衝動を引き起こしていた直接の要因は、

『栄養欠乏』だったと思います。

元々あまりいい栄養状態じゃなかったのに、

成長期に断食を繰り返したことで、

必要な栄養が枯渇していたのは間違いありません。

過食衝動は決して病気ではなく、生きるための本能でした。

飢餓状態だったんですね。

それに加えて、食に対する間違った思い込みと罪悪感が強く作用していました。

その頃は、肉などの動物性食品をほとんど食べませんでした。

当然、野菜や炭水化物中心の食事にります。

しかも甘いものはよく食べていました。

そもそも、糖質中心の食事は過食を促します。

血糖の乱高下が起きて、下がりすぎた時に食べたくなるんです。

それに加えて、砂糖が味覚や摂食中枢を狂わせる。

さらに糖質の処理で栄養が浪費されるため、欠乏感から過食衝動が起こります。

食に対する知識を持つこと

このように僕の過食症体験は、主に二つの要因、

●食べることに対する強い罪悪感

●栄養欠乏

が関係していました。

これらはそもそも、食に対する間違った知識が原因しています。

先に、食事法にハマって摂食障害になることもある、と書きましたが、

こうあらねばならない!!という観念が自分の欲求と大きく異なるとき、

心身の不調をきたしてしまうことがある。

このことは、例えば『砂糖はいけない』などの情報を否定する理由として挙げられることもあります。

砂糖の害を強調するあまり、砂糖を摂ることに対する罪悪感を植え付け、

それに苛まれて摂食障害化する人は確かにいるようです。

でも、だから『砂糖もほどほどに認めるべき』とは思わない。

そもそも重度の栄養欠乏や、砂糖中毒にならなければ起きていない問題だからです。

そのような人はすでに病的なので、回復には慎重な態度が必要だということ。

当然のことながらある程度の時間もかかります。

結局、根本的な食や健康に対する認識が大きくずれているから、ややこしいことになったと思う。

だから、ヒトの食性は何なのか、何を優先して食べるのか、実践的な要点はどこにあるのか、、

こういった知識を持つことは、誰にとっても必要なことだと考えています。

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