脱水対策は何を飲む?~ペットボトル症候群に注意~ 

basuke

バスケ男子から聞いた怖い話

最近、バスケ部の男子高校生から聞いた話です。

彼は腰を痛めて来院したのですが、

鍼灸治療をしながらいろいろと話を聴いているうちに、

ちょっと恐ろしい証言をしていました。

バスケは運動量が多いため、

練習や試合のときには大量の汗をかきます。

顧問の先生は、生徒の体調管理に責任がありますから、

熱中症や脱水症状にならないように、とても気を使っているそうです。

そして水分補給のために「スポーツドリンク」をたくさん飲むように指導しているとのこと。

彼はなんと、夏場に1日4リットルものスポーツドリンクを飲んでいたと話していました。

よ、、4リットル?!

僕はびっくりして、

「それはやめて。糖尿病になっちゃうよ!その顧問イタすぎる!!」

ちょっと強めに言いました。

そんな指導に従っていたら本当に病気になっちゃいます。

ペットボトル症候群

スポーツドリンクで水分補給、、

これは現実問題として、多くの人が疑いなくやってます。

「ペットボトル症候群」と呼ばれる急性の糖尿病が問題になっていますが、

若者が水代わりにソフトドリンクやスポーツドリンクを飲んで、

大量の「異性化糖」を摂取し、急性の糖尿病になってしまうことがある。

運よく糖尿病にならなかったとしても、

知らず知らずのうちに「低血糖症」になっているケースが多いはずです。

低血糖症というのは血糖値の調節機能に異常をきたした状態です。

低血糖症は、単に血糖値が低くなるだけじゃなく、

様々な病気や症状の原因になる、けっこう怖い病的な状態です。

危険な異性化糖

砂糖が危険なもので、麻薬のようなもので、百害あって一利なし、

未来のために思いきってやめた方がいいですよ、、

ということを繰り返し書いています。

表現をシンプルにするため、単に「砂糖」と書いていますが、

じつは、糖にはいろいろな種類があります。

特に、ソフトドリンクやスポーツドリンクに含まれる「異性化糖」は、

砂糖(=ショ糖)よりもさらに害が強いと言われています。

ソフトドリンクやスポーツドリンクの成分表示を見ると、

「果糖ブドウ糖液糖」などと書いてあります。

これはトウモロコシなどのデンプンから人工的に生成した純度の高い糖で、

ブドウ糖を人工的に「異性化」して作るので、異性化糖と呼ばれています。

この異性化糖は、砂糖以上に悪影響が強いものなんですが、

甘い味の清涼飲料水にはたいてい含まれています。

ですから甘いものの中でも市販の甘いドリンク類は真っ先にやめるべき。

それを10代の若者が毎日大量に摂取したら、、未来が危ぶまれます。

CMです

若者だけじゃなく、

あらゆる年代の人が持っている「水分補給」に関する勘違い。

スポーツドリンクじゃないと吸収が悪い、

ミネラルが足りなくなってしまう、

脱水防止に効果的、、

こんな情報が浸透しているのは何故でしょうか?

それは、、

スポーツドリンクのメーカーが、そうやって宣伝しているから。

健康情報には嘘がいろいろありますが、これなどもわかりやすい嘘ですね。

単なるCMなんだから、そのまま信じないでほしいものです。

水分補給は何を飲めばいいのか?

『じゃあ、夏場の水分補給はどうしたらいいの??』

そう思いますよね。

水、飲んでください。

他に何か必要ですか??

健康な人の水分補給は水かお茶でも飲んどけば十分ですよ。

量は、、自然と飲みたくなる量です。

人類は昔からそうしてきたんだから、ちゃんと吸収できます。

もし、ミネラル不足が心配になるほど大量の汗をかくのなら、

塩でも舐めておけばいいでしょう。

梅干しだったら酸っぱくて、疲労回復にいいと思います。

この場合は、ミネラル豊富な天然塩がおすすめ。

僕は畑で大量の汗をかいた夏場、ぬちまーすの水割りを飲んでいました。

これ、ミネラル含有量が多くて味も旨いです。

でも、ほとんどの日本人は日常の食事で十分に塩を摂取しています。

だから、慌ててその場で舐める必要もないでしょう。

ミネラル豊富な質の良い塩を、日常の料理に使えば十分。

味噌や醤油などの調味料の質にこだわるのもいいですね。

また、タンパク質が不足すると血液中に水分を保持する能力が低下します。

ですから、日頃の食事でタンパク質を十分とっておくことは、熱中症や脱水対策としても重要。

プロテインを水に溶いて飲んでも良いと思います。

「プロテイン水」でタンパク不足を解消する

2017.04.15

ともあれ、企業のCMを真に受けた糖分の過剰摂取は無くしたいものです。

ほんとうに若者の未来を奪うことになりかねませんからね。

 

砂糖なし育児をサポートする絵本を作りました!

依存性が高く健康を害する砂糖や異性化糖、

特に子供には「はじめから与えないこと」が大切だと思います。

でも実際に『砂糖なし』で育児をしようとすればいろいろな問題に直面します。

そんな大切だけど困難な『砂糖なし育児』をサポートする目的で絵本を作りました。

砂糖なし育児サポートブック

2016.04.04

内容はこちらの記事で公開していますので、ご覧いただけると嬉しいです。