20年間菜食だった僕が肉食を始めたわけ

yakiniku

栄養は必要ない!?

ホットミルクを1日2杯、、それだけで一週間を過ごす。

少しフラフラするけど大丈夫。

身体は世間で言われるほど栄養を必要としていない。

18歳の頃、僕はこんな考えで断食を繰り返していました。

ヨガ、瞑想、アーユルヴェーダ、

こういったものが肉体を純粋にして、

精神を成長させると思っていたんですよね。

なんでだろ。

ヨガや瞑想は数年やって飽きちゃったけど、それ以来20年近く、

なるべくお肉を食べない食生活を心がけてきました。

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肉はからだに悪い?

アーユルベーダの食事法を学んで以来『肉は悪いもの』と信じていました。

もっとも完璧な菜食をしていたのは3年間くらいで、

そのあとはけっこう適当でしたけど。

でも『肉は必要ないもの』という認識を長い間持っていました。

環境問題や食糧問題にも関心があって、

1キロのお肉を作るのに、

鶏なら3倍、 豚なら5倍、 牛なら10倍の穀物飼料が必要で、

肉食が飢餓の原因になってるから食べちゃだめ、とか、

そういう話をとても気にしていました。

外食するときはまず『菜食メニュー』を探しましたし、

肉がたくさん来ると『げっ』って思いました。

一人暮らしの頃は自炊してましたけど、

一度も肉を買ったことありません。

『肉はなくても、野菜食べてれば大丈夫』

漠然と、そう思ってたんですよね。

それなりにひょろひょろ君でしたが、

大きな病気もせずになんとか生きていました。

でも今から思うと、心身ともに不安定で元気のない若者でした。

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菜食から肉食へ

時が流れて、、今年39才になりました。

3年前から鍼灸院をやっています。

今は妻と9カ月の息子、2匹のキジトラ、

それに40羽のニワトリと一緒に生活していて、

精神的なものを求めて瞑想していた若いころと比べたら、

ずいぶん賑やかな生活になりました。

鍼灸院の患者さんには、よく食事の話をします。

『肉をしっかり食べる』ことをすすめることが多いですが、他に、

『砂糖をやめる』『穀物や炭水化物を控える』ことなどをすすめています。

これは、いわゆる糖質制限です。

ぼく個人の体験と臨床経験を考え合わせた時に、

糖質制限系の食事が一番、現実と一致していました。

だから鍼灸院でも基本的に、この方針を採用しています。

もちろん誰にでも勧めるわけじゃないですよ。

人によって向き不向きがあると思うから。

何を優先して食べるか

食事のアドバイスはできるだけシンプルに、

要点だけ伝えるようにしています。

無添加とか、無農薬とか、そういうことも大切かもしれません。

でも多くの方は、もっと基本的な『何を優先して食べるか』

という知識が欠落していると思う。

僕は今のところ『肉中心の雑食』が、

ヒトの食性に合ってると考えています。

それは、ヒトが100万年単位で続けてきた食事のスタイルだから。

穀物や野菜が主な食事になったのは、

長く見積もっても農耕を始めた1万年前からです。

でも日本人の場合はさらに後の時代、この1~2千年間の出来事でしょう。

イキモノとしての『ヒト』の食性は、

2千年くらいの期間では大きく変わらないと思います。

玄米菜食やってみた

食事に対する考え方は、鍼灸院を始めてからずいぶん変わりました。

はじめの頃、食養生といえば『玄米菜食』を想定してたんです。

鍼灸で難病の治療しているような先生方の本読むと、

あれ、けっこうこれやってるんです。

自信の持てない新米としては先輩に倣いたいじゃないですか。

それで、手に入る玄米菜食系の本を読んで、自分でやってみました。

きっちり1年間。

当時同居していた妻も道ずれにして・・

1年後、、ずいぶんやつれて実験終了。

その頃は、会う人会う人から『痩せた??』って言われました。

体重は、元々やせ型だったんでたいして減りませんでしたが、

頬がこけて、顔色が黒っぽくなってきたんですよね。

そういう変化はマズイです。

死に近づいています。

だから結局、患者さんに玄米菜食を勧めたことはありません。

患者さんのおかげ

患者さんの存在が、僕の間違った認識を改めさせてくれました。

僕自身のためだけだったら、菜食で十分だったと思います。

それなりに元気なかったけど、

無気力で、いつ死んでもいいと思っていたから。

動物をたくさん殺してまで元気にならなくていいと、

半ば本気で思っていました。

でもこれ、病気だと思うんですよ。

無気力病。

そういう病的な無気力さも、

『栄養欠乏』のせいだったと今では思っています。

でも『自分の患者』を目の前にして、

改めてアンテナを立て直し、勉強を始めました。

当然ですが、責任重大ですから。

その行動は結果的に、弱っていた自分を元気にしてくれた。

僕だけでなく、妻も元気になりました。

去年生まれた赤ちゃんも、素晴らしい発育を示しています。

これは全部、患者さんのおかげ。

臨床やメディアなどを通して、

可能な限りお返ししていきたいと思っています。

食事法は無法地帯

現在の日本で、食事と健康に関する情報は無法地帯になっています。

この分野はもう、何言ったっていいんですよ、たぶん。

肉食うな、肉食え、野菜食え、いや食うな、、

この中で、誰が本当のことを言っているんでしょうか?

人はそれぞれで体質によって違う、 そんな意見もよく耳にします。

でも、人類は草食系から肉食系まで、

そんなにいろんなタイプがいるのでしょうか?

疑問に思いながら、今でも情報を集めています。

本を読み、ネットを漁り、自分で試し、

患者さんに聞き、観察しています。

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僕に見えるもの

その結果、自分個人の認識としては、

けっこうはっきりと見えているものがあります。

自分と家族の食事の指針ということであれば迷いはありません。

言語化するのはけっこう難しいと思っていたんですが、

やっぱり、思っていることは言っちゃったた方がいいと思います。

実践して、けっこういい結果出ていることもあるし。

不快に思う人もいるだろうけど、

僕と同じような課題を抱えている人には役に立つかもしれません。

だから、僕に見えるものをここに書いてみます。

勉強したことや興味あること、

体験のプロセスも書いていきたいと思います。

どんどん書いて、自分の興味ある情報をストックしていきます。

ぼくの体験は多少極端かもしれません。

しかも両極端というか、

いくつかのタイプの違う極端を経験しています。

極端な低栄養食、極端な糖質ばっかり食、

極端な野菜ばっかり食、そして断糖肉食、、

でも極端を体験したからこそ『間にあるも』のが見えてたと感じています。

実例を見てきた

食事と健康に関しては、今までたくさんの実例を見てきました。

瞑想を教えるグループには、菜食主義者がたくさんいました。

20歳のころから働き始めたパン屋には、

糖質を摂りすぎた人たちがたくさんいました。

糖質摂りすぎたらどうなるか、実例には事欠かない職場だったんです。

もちろん、極めつけは鍼灸臨床です。

患者さんがどんな悩みを持って、

どんなお身体で、どんな食生活をしているか見ることができる。

これを繰り返していたら、どうしても「見えて」しまいます。

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ブログ書いていきます

そんなこんなで、ブログ書き始めることにしました。

今までフェイスブックに思いつきをメモしていましたが、

長いものはこちらに書いていきたいと思います。

たぶん、時々妻も乱入してくるはず。

妻はイラスト書くのが好きなんですよ。

少し襟を正して書いていきますので、読んでいただけると嬉しいです。

夫婦ともども、よろしくお願いします。