児童相談所に通報された件

tuuhou

児童相談所からの電話

先日、家族で葉山に海水浴に行く途中、児童相談所の職員から電話がかかってきました。

 

児相職員

神奈川県○○児童相談所の者です。奥様のブログについて、児童相談所に通報がありました。

ブログを拝見しましたが、特に大きな問題はなさそうです。

しかし通報を受けた以上、一度家庭訪問をさせて下さい。

 

とても丁寧な口調で、だいたいこのようなことを言われました。

今までもブログの内容については、批判されたり絡まれたりしたことがあります。

でも、こういうのは初めて。

電話口で即答で答えたことは、

 

とり

夫婦でブログを運営していて、毎月数万人の人に読まれています。

中には否定的なことを言ってくる人もいて、嫌がらせ行為もあります。

児童相談所はそれをいちいち真に受けるんですか?

 

けっこうイライラしていました。

だってそうでしょう?

そんなことに時間を使っていたら、きりがありません。

しかも、楽しい夏の休日が、一瞬で凍りつきました。

でも、丁寧な児相職員は同じ答えを繰り返します。

少し考えて、仕方なく、訪問を受けることにしました。

後から知ったのですが、通報があった場合、家庭訪問をすることは法令に則ったことのようです。

まぁ、通報受けても確認せず放置では、本当の虐待だった場合に困りますからね。

それはわかります。

でも、実際に見たわけでもなく、ブログに子供の写真を載せているわけでもない。

イラストと文字だけのブログに対する通報で、そこまでする必要があるんでしょうか?

妻のブログはこれです。

妻のイラスト日記

ちなみに通報者は、栄養面と衛生面を問題視していたそうです。

つまり、糖質制限とおむつなし育児の実践を児童相談所に通報したようなもの。

まったくナンセンスです。

悪人

時々、批判的なコメントやメッセージが来ます。

一番多いのは菜食主義者からの批判。

相手する気はないのですが、わざわざ読んで文句を言ってくる人がいる。(読まなくていいですよ)

ま、肉食を推奨するヤツは悪人だと思ってるんですから、、、どうにもなりません。

他に、育児の方針に対して文句を言ってくる人もいます。

だいたい、けっこう攻撃的な言い方をしてくるので、、まともじゃないなと(笑)

相手にせずにスルーしています。

ホント、相手してる暇ないです。

鶏の世話とか、いろいろ忙しいんですから。

僕らは基本的に、自分の場所に自分の意見や体験を書き連ねているだけ。

読みたい人だけが読めばいいし、気に入らなければ読まなければいい。

他人をどうこうしようとか、世の中に影響を与えようとか思ってません。

もちろん、他人の場所に行って「お前間違ってる!!」とやることも一切ありません。

興味ないから。

自分にとって価値ある情報や体験を、友好的に共有するような関係を作りたいだけ。

だいたい社会的にまともな人は、いちいち違う考えに絡みついたりしないでしょう。

でも、自分を否定されたと感じるのか、正義感に駆られてなのか、批判してくる人はいます。

独自な意見や体験を公開で書き続ければ、多少の批判は避けられないようですね。

今回のように、児童相談所に通報されたりもします。

発信を続ける限り、こういうことを気にしないマインドを持つ必要がありそう。

僕はだいぶ慣れてきましたが、、妻はまだ無理っぽいですね。

沢山のコメント

児相相談所から電話が来た、、とフェイスブックに書いたら、実にたくさんのコメントをいただきました。

心配してくれた方、励ましてくれた方、具体的なアドバイスをくれた方、本当にありがとうございます。

それなりに警戒しているので、あの記事は、

「発信力あるぞ、なんかあったら騒ぐぞ」という牽制のつもりでもありました。

だって、万が一息子が「保護」されたら、、と思うとゾッとします。

子ネズミを蛇から守る親ネズミのような気持になります。

フェイスブックではよく「児相問題」に関する記事が流れてきますね。

あれをそのままに受け取ると「児相=人さらい」くらいの認識になります。

正直、あの手の記事がどれくらい「真実」なのか、僕にはわかりません。

ただ「なーんか嫌な話だなぁ」と思っていました。

事実、児童相談所には親の了解を得ずに子どもを「保護」する権限があるようです。

実はこれ、本じゃなくて児相関係の仕事をしている知人から直接聞きました。

世の中には我が子を虐待する親もいますから、いざとなれば子供を「保護する」ために強制的に連れていく。

その後、虐待した親には絶対に会わせないそうです。

(普通は保護する前に、何度も訪問や指導をするようです)

もし万が一、我が家が虐待だと認定されれば「一時保護」され、息子が連れていかれるかもしれない。

万が一ですが、人間のやることですから、誤解から判断を間違えることもあるでしょう。

誤解に基ずく保護は「万が一」のことだと思っていますが、子を持つ親にとっては1万回に一回だって起ってはいけないこと。

息子はまだ1歳8か月です。

いきなり知らない場所に連れていかれて、何日も、場合によっては何か月も何年も親と会えなくなったら、意識に大きな恐怖や孤独が植え付けられてしまいまいます。

でも、ここまで書くと、、反応が大げさだと思う人もいるでしょうね。

児童相談所の怖い話

「児相」と聞くとそんなことばかり考えてしまうのは、やはり、過剰反応だと思っています。

全体的な現状を何ら知りませんし。

でも電話があった日、万が一のリスクを想定して行動しようと思いました。

僕がそう考え、努めて冷静を保とうとしていたころ、、妻は恐怖に駆られ、半ばうつ状態になっていました。

妻は妊娠中、この2冊の本を熟読していたんです。

内海先生の著書「児童相談所の怖い話」

児童相談所の怖い話

ジャーナリスト 釣部人裕氏の「スケープゴート」

スケープゴート―なぜ、子どもたちは児童相談所に連れていかれたのか もう一つの千葉成田ミイラ事件

この2冊には、児童相談所に不当な理由で子供を奪われた事例が載っています。

そして、裁判をしても何をしても取り返すことができない。

裁判ではなかなか、児相に勝てないそうです。

妻はこれを読んで、世の中で一番怖いのが児童相談所、、そうなっていました。

ちょっと情報に煽られ過ぎだと思いますし、実際問題として児相がうちに来ることはないだろうと思っていたんです。

世の中にはいろいろと「闇」があるでしょう。

いちいちわが身に降りかかってくる心配をしていたら、キリがありませんよね。

それが、、いきなり電話が来た。

児相職員には悪いですが、こういう経緯ですから身構えるのも無理はありません。

我が子を連れていく公的権限を持った人が家に来る。

これは、けっこう緊張しますね。

通報した人がどういうつもりかはわかりませんが、嫌がらせだとしたら、ツボを突いた効果的な嫌がらせです。

かなりの精神的ダメージを受けました。

ちなみに、児相への通報は匿名でできるそうです。

虚偽の通報や誤解による通報でも、責任を追及すされることはないらしい。

先日のフェイスブックのコメントでも「うちも通報された」という方が何人かいましたし、実際、嫌がらせの通報はあるようです。

児童相談所に嫌がらせで通報

通報する人は電話一本で何かいいことしてるつもりかもしれませんが、慎重にしてもらいたいものです。

っていうか、だれでも気軽に通報できる仕組みになっているのが問題なんじゃないか。

せめて身元の確認や、通報したことに対する責任を持ってもらいたいものです。

何かあるとすぐに通報される世の中って、、嫌だなぁ。

隣人の助け

児童相談所から電話があった晩、迷わずある人に連絡を取りました。

たまたま、偶然ですが、児童相談所に人脈がある、信頼できる知人が身近にいたからです。

社会的に立場のある忙しい方なので、個人的なことでご迷惑をかけるのは嫌だったんですが、万が一を確実に避けるためにとにかく連絡をとりました。

あまり詳しいことは書けませんが、担当児相の所長さんに話を通してくれるとのこと。

このように書くと「裏で手をまわす」ような感じですが、その方は何年も前からリアルの隣人、息子が生まれる前から我が家を知っています。

児相は虐待を疑うと近所に聞き込みをするそうですが、先にご近所さんとして話をしてもらうような感じです。

不安に駆られて半ば寝込んでいた妻は、この方とのメールのやり取りを読んで初めて落ち着きました。

もし、虐待などを疑われたとき、普段の近所づきあいやリアルの人脈が大切かもしれません。

普段の生活、子どもが元気に遊んでる様子などを直接見ている隣人がいると、虐待なんてしないない、正常な家庭生活を送っているという証拠になります。

僕ら夫婦はそろって人づきあいが得意でなく、社交的な場所に出ていくことが少ないです。

しかも市街地のマンション住まいなので、近所付き合いもほぼゼロ。

たまたま、鍼灸院と同じマンションにあるお店で知り合った人たちのと交流があるくらいでした。

そのツテで現在、ニワトリを飼う場所も使わせてもらっています。

いざというとき、こういったリアルな人とのつながりが大切だなぁ・・。

多少遠慮気味に付き合っていましたが、今回、切実にそれを感じました。

ありがたい。

念のため書いておきますが、僕は児童相談所と敵対するつもりは全くありません。

だいたい、訪問したいと言われただけで何もされていないし、こちらが勝手にナーバスになっているだけ。

ブログが目立って通報を受けてしまった以上、今の生活状況を確認してもらい、問題なければそれで終わり。

ということにしたいと思っています。

児相職員の方も、暑い中こんな通報でいちいち家庭訪問しなければならず、しかも訪問先の親からかなりの警戒心を持たれてしまう。

本当に大変な仕事ですよね。

この件については、また後日経過など書こうと思います。

 

参考文献

『児童相談所の怖い話』 内海聡 著

『スケープゴート』 釣部人裕 著