断糖肉食コンセプト

断糖肉食ってなに?

僕はよく『断糖肉食』という言葉を使います。

糖を断って肉を食う、、という意味です。

糖は、砂糖のことだけじゃなくて、糖質全般を指しています。

穀物やイモ類や果物、厳密には乳製品や野菜の糖質も入ります。

肉は、動物のお肉だけじゃなくて、

魚貝類、卵、乳製品など、動物性の食品全般を意味しています。

マイナーなところでは、昆虫も入ります。

もともとは荒木式の食事療法を指導している、

荒木裕氏が使いはじめた言葉のようです。

でも僕は、フェイスブックの断糖肉食グループで知りました。

先住民食のエッセンス

このグループ内では、

長尾周格先生の提唱する『先住民食』のエッセンスとして、

断糖肉食という言葉を用いています。

僕はこれを『糖質の過剰摂取と栄養欠乏』を解決するための、

食事のコンセプトであると理解しています。

先住民食は、虫歯や慢性病のない先住民の食生活を基にした食事法で、

砂糖や精製された穀類などの糖質を控え、

お肉などの動物性食品をたっぷり摂ることを推奨しています。

詳しくは、この本を読むとわかりますよ。

歯医者が虫歯を作ってる

でも断糖肉食グループは、長尾先生が主催しているわけではなく、

グループを作ったIchiroさんのリードの元に、

『断糖肉食したらどうなるか』

それぞれ自主的に実験して体験を持ち寄る、、

という感じで運営されている、非常にユニークなグループです。

コンセプトとしての断糖肉食

糖質は、砂糖や、穀物などの炭水化物に多く含まれています。

でも、野菜やナッツ、豆類にも多少含まれますし、

乳製品にも含まれています。

果物はもちろん、けっこう多いです。

ですから断糖、、と言っても、

厳密な意味で実行するのは大変なんですよ。

僕の場合も決して、厳密には断糖になっていません。

でも、大まかなコンセプトとして常に意識しています。

わがやの断糖は、砂糖などの甘味料と穀物を食べないというもの。

最近ピーナッツをよく食べてるんですが、あれ、けっこう糖質はいってます。

(測ってみると、血糖値も上がります)

家庭菜園でとれたサツマイモは、数日前から妻の楽しみです。

satumaimo

サツマイモ食べてたら、断糖なんて言えませんよね。

でも、我が家では『糖質の食べ過ぎ』を防ぐための標語として生かしています。

「断糖肉食コンセプト」を意識して、穀物と甘味料を使わない。

あんがいそれだけで、糖質の過剰摂取を防ぐことができるんです。

主食を食べないとどうなる?

そもそも、はじめは好奇心でした。

主食を食べないとどうなるか、、

これ、単純におもしろそうだと思ったんです。

1年半くらい前のことです。

それまでずっと、ごはんやパン、麺などを、

何の疑問も抱かずに食べて来ました。

鍼灸学校の食養生の授業で

「とにかくご飯をちゃんとたべること」と教わっても、

さほど違和感を感じなかった。

よく言われるるように、

日本人は昔からお米を食べてきたから

農耕民族だから

和食が基本

wateisyoku

などと思っていました。

それなのに、、

砂糖だけでなく穀物もとらない食事法をやっているマニアがいる。

なんでも先住民のマネしてるらしい、、

これ、、なんか面白そうじゃないですか。

それで、僕も実験を開始したんです。

野人に帰れ!

これには伏線がありました。

鍼灸学校に入る前の年、ある有名な治療家を訪ねたことがあります。

念力で治療する不思議な方で『僕も治療家になろう』と、

すっかり感化されてしまいました。

じつはその方が書いた本に『糖質ゼロで肉を食う、、』食事法が紹介されていました。

一般的にはすすめないけど、俺はやってる。

守護霊が『野人に還れ!』と言ったんだ、、と書いてあります。

ちょっとぶっ飛んでますが。

面白いと思って覚えていました。

鍼灸学校に入ってから、生理学の授業でそのことを思い出して質問したことがあります。

『もし糖質を一切取らないとどうなりますか??』

担当していた先生は、ケトアシドーシスになって死んじゃうよ、、と言いました。

これ、間違いなんですけどね。

その頃はまだ、今ほど糖質制限やケトン体のことは知られていませんでした。

断糖肉食してみたら

そんなこんなで始めた断糖肉食、、

今にしてみれば厳密な断糖なんてしてなかったのですが、

ナッツやチーズ、豆腐など、比較的低糖質なものをたくさん食べて、

空腹を紛らわしながらスタートしました。

はじめの数カ月は、頻繁にくらくらしたり、

適応できてないような症状がありました。

具合悪くなるというよりは、

エネルギーが足りない、、という感じ。

おそらく脂質代謝がうまく起動していなかったんだと思います。

でも、そういう症状があるにもかかわらず、

体調は全般的に良くなっていました。

良い変化ははじめから感じていて、

身体が軽い、

お腹が空かない、

疲れない、

気持ちが安定する、

アトピーが軽くなる、

なんなか、、調子いい!!

という感覚がしていました。

感覚的・直観的に『これすごくいいな』と思ったんです。

実験的に始めた断糖肉食ですが、、

やがて妻も巻き込んで長期的に継続することになりました。

ただし、先ほども書きましたが、はじめから厳密な断糖にはなってないんです。

よくわかってなくて、厳密にしてるつもりだったんですけど。

でも、もしかしたらそれが良かったかもしれません。

多くなトラブルもなく、じわじわと体調が良くなって、

今年は長年悩んでいた冷えやアトピーもなくなってしまいました。

断糖肉食はすすめない

でも、断糖肉食という言い方で、

患者さんや知り合いに勧めることはほとんどありません。

もう少し緩やかな言い方、

砂糖をやめる、

糖質の摂りすぎを控える、

お肉をしっかり食べる、

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こんなかんじで、その人に合わせてすすめています。

ま、、同じことなんですけど。

そして、厳密な断糖も勧めません。

根菜類も含めて一切糖質を断つとか、

そういうのは、自分で調べてリスク覚悟で、

自主的にやるべきものだと思っています。

自分で決める

すべてについて言えることですが、

自主性が大事です。

いくら頑張っても、患者さんに代わって、

生活習慣病を治してあげることはできません。

予防も、できないんです。

サポートくらいしかできない。

生活習慣や食事は、

自分で決めて、自ら学び、自己責任で、

主体的に取り組むことで変わり始めるもののようです。

それにはけっこう、実験してみる、試してみる、、

というマインドが適しているかもしれません。