消化力を高める9つの方法

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消化力

消化力が大事です。

せっかく栄養のあるものを食べても消化力が弱ければ、

身体はそれを利用することができません。

栄養として吸収することができないだけでなく、

東洋医学では消化しきれなかった食べ物『未消化物』が、

病の原因になるとさえいわれています。

『何を食べるか』と同時に、食べたものを『消化吸収』できるのかどうか、

これ、すごく大事なんです。

消化力が弱いままで、たくさんのお肉や魚をお腹に詰め込んでも、

まず上手くいきません。

お肉をしっかり食べても元気になれない場合、

そもそもお肉が好きじゃない、食べることができない場合、

もしかすると『消化力』が弱いのかもしれません。

いえ、、まず間違いなく『消化力』が弱っています。

消化力を高める方法

というわけで、今日は肉食鍼灸師的『消化力を高める方法』です。

日常生活の中で消化力を高める簡単な方法を紹介していきます。

そもそも消化力の低下は、間違った食習慣から起こります。

『糖質の過剰摂取と栄養欠乏』は、この問題の原因にもなっています。

糖質は胃腸の負担となり、働きを悪くします。

栄養欠乏によって胃液や消化酵素の分泌が低下し、胃腸の動き、それに構造自体が弱くなります。

食べ物を咀嚼する顎や歯、胃腸、肝臓や膵臓などの内臓は、

糖質過剰で栄養が欠乏した状態が続くとだんだん弱ってきます。

また、このような状態で生まれ育った子供は発育不良のため、先天的に消化力が弱くなってしまいます。

親にとって、後からこれを知ることは辛いことですが、過ぎたことを悔やんでも仕方ない。

既にお子さんのいる方も、気が付いた時から改善していけば良いと思います。

それでお子さんは元気になりますし、孫の世代はさらに元気になります。

1、栄養を摂る

そもそも栄養不足だから消化力が落ちてきます。

逆に、栄養が満ちてくると消化力は自然と上がってきます。

ですから、長期的に栄養を満たしていくことが大事です。

それには甘いものや炭水化物を控え、

お肉などの動物性の栄養中心の食事を習慣づけることです。

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2、良く噛む、噛み合わせや咀嚼力も重要

噛むことが大事です。

MEC食の渡辺先生は『カムカム30』つまり、

一口30回以上よく噛んで食べることを勧めています。

胃腸が弱い人の場合、噛むことは特に意識してください。

30回といわず口の中で溶けてなくなるくらいまで、じっくりよく噛んで食べる。

食べ物が細かくこなれるだけでなく、消化液の分泌を促すことにもなります。

また、噛み合わせが悪いと『咀嚼効率』が低下し、

同じ回数噛んでも噛めていない、という状態になります。

歯が悪い場合は、治療や調整が必要かもしれません。

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3、火を通す、ヒトは火とともに進化した

食材は基本的に、火を通して食べましょう。

人の食性は『肉食を中心とした雑食』ですが、

ヒトは進化の早い段階から『火の使用』を覚えたようです。

そのため火を使わない他の肉食動物とは異なり、

火を使うことを前提とした消化システムが発達しています。

お肉などの動物性食品は、新鮮なら生食もいいと思います。

でも、消化力の弱い人が大量に生肉や刺し身を食べることは、

ちょっと無理がありますね。

また、野菜は基本的に火を通して食べます。

その理由は、草食動物じゃないから。

ヒトは火を使うことで利用できる植物性食品を増やしてきたようです。

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4、生姜 万能の上薬

生姜は使えます。

生姜は消化力を高め、食欲を増進し、体内の水はけを良くしてくれます。

アーユルベーダや漢方では、

生姜を毒性がなく万能的に使える『上薬』として多用しています。

食材として料理に使う

食事の前に一切れ口に含む

すりおろした生姜にレモン汁と塩を加え、食前あるいは食後に食べる

ジンジャーティー

いろいろな使い方ができますね。

副作用もなく消化力を改善する効果が期待できます。

(※やたらと食べるのはやめましょう)

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5、白湯

食事と一緒に1杯の白湯を飲むと、消化の助けになります。

白湯は消化力を高め、未消化物の排泄を促し、

消化器系のバランスを整えてくれるものとして東洋医学で利用されています。

たくさん飲む必要はありません。

食事の際、小さいカップに1杯、あつあつの白湯をすするようにして飲みます。

食後に飲んでも良いですが、たくさん飲みすぎると胃液を薄めてしまい、

かえって消化の負担になります。

白湯に、生姜スライスを1~2枚入れて飲むのも効果的です。

伝統医学では、沸騰してから10分程弱火で沸かした白湯が良いとされています。

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6、消化酵素

そもそもお肉が食べられないような胃腸虚弱の人。

そういう人は、上記の方法に加えて、消化酵素を併用することをお勧めします。

僕自身、完全な菜食から肉食に移行した当初、お肉をたくさんは食べれませんでした。

妻も同じような状態で、はじめの半年くらいの間消化酵素を使いました。

『強力ワカモト』という消化酵素がお勧めです。

7、アミノ酸サプリ

重度の栄養不足の方の場合、

動物性の食品を上手く消化できない場合があります。

そのような方は、しばらくアミノ酸サプリを使ってみるのも手です。

タンパク不足の状態が続くと胃が弱くなります。

そして胃が弱いとタンパク質を消化吸収できない、、

というジレンマがあります。

消化力が弱いからタンパク不足になる、

タンパク不足だから、消化力が弱い、

この悪循環から抜け出すため、

一時的にアミノ酸サプリを必要とする場合があります。

8、好きな人と一緒に食べる

食事の時の気分って、大事ですよね。

嫌いな人と食事をしてはいけません。

消化に悪いです(笑)

楽しい気持ち、リラックスした気持ちで食べることが大切。

生理学的に言うとリラックスした精神状態では、

胃腸の働きを司る『副交感神経』が活発に働きます。

つまりリラックスして楽しく食べたほうが、消化力は高まるんですよ。

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9、お腹が空いたら、食べたいものを食べる

ご自分の『食べたい』感覚を大切にしてください。

知識だけ、頭だけで食事を選び続けると失敗することが多いです。

お腹すいた、食べたい、おいしい、という感覚に従って食べることで、

胃腸の消化機能も最大に働きます。

また『食べたい』センサーを研ぎ澄ますような食事のスタイルにしていくことが重要。

『糖質を控え、動物性のものをしっかり食べる』

このような食事のコンセプトを続けていると味覚のノイズが消えてきます。

そして身体がほんとうに必要とするものだけを欲するようになってきます。

こうなると『食べたいものを満足するまで食べる』

それだけで、健康を維持できるようになってくるでしょう。

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さて、駆け足で9つのポイントを列挙しました。

食事を重視する鍼灸師として『消化力』は欠かせないポイントなんですよ。

9つのそれぞれについて詳しく書いた、以下の記事も参考にしてください。

1、栄養を摂る

2、良く噛む

3、火を通す、ヒトは火とともに進化した

4、生姜、万能の上薬

5、白湯を飲む

6、消化酵素

7、アミノ酸サプリ

8、好きな人と一緒に食べる

9、お腹が空いたら、食べたいものを食べる