砂糖なし育児絵本~我が家での活用と裏話~

koreyomu-

サポートブック

ちょうど一年前に、妻が作った「砂糖なし育児サポートブック」を公開しました。

砂糖なし育児サポートブック

2016.04.04

じつはこの絵本、地味に売れ続けていて、今でもちょくちょく注文が入ります。

育児中のお父さんやお母さんからの注文が多いようですが、医療関係者からのまとまった注文もあります。

歯科医や医師、僕と同じ鍼灸師、柔道整復師(接骨院の先生)などから十冊単位の注文を繰り返し受けているんです。

歯科だと直接的に「虫歯予防」につながりますから、院内に雑誌などと一緒に置いてるのかもしれません。

治療家の先生たちにとっても砂糖の悪影響は日常的に感じることなのでしょう。

また歯医者さんから「子供向けの講習会に教材として使ってもいい?」といった問い合わせもいただいています。

もちろん、自由に使ってもらっています。

購入しているのは糖質制限実践者が多いんじゃないかと思うのですが、粗食・菜食主義の人もいて「唐揚げは良くないからおにぎりにしてください!」というご意見(苦情?)もいくつかいただきました。

我が家、肉食系で子育てしてるので、なにとぞお許しいただければと思います(笑)

ちなみに、揚げ油は酸化しやすい植物油よりラードがいいですよ。

ラードで唐揚げ~植物油は加熱に適さない~

2015.11.21

全国に広がる砂糖なし育児

絵本はネットで注文を受けて発送しているだけなので不思議な感じもしますが、、この絵本、全国のいろいろなところで活用されていらしい。

元々、砂糖なし育児に関する妻のブログ記事を「絵本にしてほしい」という要望に応える形で、試しに冊子印刷したもの。

素人が作ったものですが、このようにいろいろな方に活用していただいているようです。

育児中のお母さんから「子供に読み聞かせたらお菓子を欲しがらなくなった!」という報告をいくつも受けていて、これこそ意図したものなので、うれしい報告ですね。

子供に砂糖を与えないということは、口で言うほど簡単なことじゃありません。

子供はやはり、甘いものが好き。

世の中砂糖だらけですし、世間一般では食べるのが当たり前になっています。

お母さんが「砂糖なし」しようとしても旦那さんが理解しない。

おじいちゃんやおばあちゃんが理解しない。

そんなことはザラでしょう。

それどころかちょっと問題があると『砂糖を与えないからじゃないのか?』と言われてしまうこともあります。(うちの患者さんの実例)

またこの絵本、支持されている一方で批判も受けています。

多くの人がごく普通に、子供に与えている食品を否定しているわけですから、それは当然かもしれません。

特に学術的な根拠を示したわけじゃありませんし、一鍼灸師の書いた冊子ですから、信ぴょう性ゼロ。

まぁ、単なる我が家の方針であり、自分の育児に役立てるために作ったものですから。

正直なところ、一人でも「役立った」と言う人がいれば、それで十分うれしい。

批判されても『そりゃ、されるだろうな』と思うだけで反論する気ナシ。

ごく一部の意見を同じくする人が、ご自分の考えで使ってくれている、、そう思っています。

えほん読む!

サポートブックは自分たちのために作ったもの。

もちろん、我が家でも活用しています。

とはいえ一年前はうちの子、まだ1歳半でした。

長い文章の絵本を楽しむことは出来なかったので、時々絵を見せていましたが、大した反応はなかった。

サポートブックの後に作った「にゃーの絵本」の方がお気に入りでした。(単に猫がにゃー!!っていうから、笑)

おかしを たべると どうなるの?

2016.08.22

でも数ケ月前から息子に、頻繁にサポートブックを読み聞かせています。

しかも息子自身の希望で。

持ってくるんですよ。これ読む!!って。

koreyomu-

何が面白いのか(笑)それはそれは嬉しそうに、僕らが読むのを聞いています。

絵本化の裏話

ちょっと裏話をします。

そもそも「砂糖なし育児を広めよう!!」などという強い使命感があったわけじゃなく、何となく面白そうだから絵本化に動いたのですが、もちろん絵本を作るなんて初めてでした。

妻はイラストを絵本化する方法をいろいろと調べ、ある印刷会社に「冊子印刷」という形でデータ入稿することにしました。

自費出版は大げさすぎますし、お金もかかります。

広告用のチラシや冊子などを印刷してくれる業者で冊子印刷し、それを絵本として使うことにしました。

でも、簡単だったわけではありません。

業者に入稿するデータは、イラストレーターという画像ソフトを使う必要があった。

妻のイラストはあくまで趣味。

ボールペンで単純なイラストを描いてきただけの人です。

もちろんイラストレーターなんてプロっぽいものは使ったことありません。

そこで、妻はイラストレーターの使い方から学びました。

ソフトをダウンロードし、使い方の本も購入し、いろいろいじくりながら絵本のデータを作ったんです。

しかも安い印刷会社を使ったので、試し刷りができなくて、いきなり本番。

注文して最初に届いた「初版本」は、、なんと『表紙と背表紙が逆』でした。

安いと言ってもその時点で、印刷代10万くらいかかってます。

データを修正してもう一度発注したので、印刷代は倍。

これは、、売らなければ(笑)と思いました。

実際に印刷されたものを見たら細かい修正(したい)個所がたくさんあり、結果的にもう少し良いものになったのですが。

その時の失敗本1000冊、、今も部屋のはしに箱のまま置いてあります。(数百でも千でもたいして印刷代が変わらなかったので、思い切って1000部刷った)

sapotobotu

 

これどーする??と時々話題になるのですが、、どうもせず。

子供の机、子供の椅子、子供の落書き帳、猫の爪とぎ、、などとして使われていました。

ところが息子は最近、ネコが爪を研いでむき出しになった絵本の束から5冊ほど持ってきては「これ、読む!」(読んでくれ)と言ってくる。

もちろん全部同じ内容ですが、、5冊読み終わるまで嬉しそうに聞いています。

たぶん、、まだ正確な内容はわかっていないと思う。砂糖の入ったお菓子与えたことないですし。

うちでお菓子と言えば、妻が作る低糖質スイーツ、イモやトマト、みかんやリンゴ、ナッツ、たまに食べるごはん(白米)あたり。

甘味料を使わないでいるとこういう食品がすごく甘く感じます。

なので、ほぼ「甘いお菓子」の地位を占めている。(量は控え目にしています)

子供ってやっぱり、甘いもの好きですね。

なお、印刷に失敗し(ヤケクソで)再び1000冊刷った絵本ですが、驚くことに1カ月で1000冊すべて完売しました。

これも裏話なのですが、、

売れた一因に、真弓定夫先生(自然派の小児科医)のFacebookページでシェアされ、膨大なアクセスが集まったことがあります。

てっきり真弓先生の目に留まりシェアしてくださったんだと思っていたのですが、1万いいね!付いていたそのページ、じつは偽アカウントだったらしく、間もなくなくなってしまいました。。

完ぺきな砂糖なし育児はムリ

こんな絵本売っておいてなんですが、完璧な砂糖なし育児は不可能だと思います。

一切与えないことにこだわりすぎると、かえって問題が多くなるので、時と場合で柔軟に考える必要があるでしょう。

(妥協しすぎるのもアレですが)

我が家の場合、今は保育園にも幼稚園にも行ってないですし、幸いお菓子を与える身内もいません。

だから一切与えていませんが、いまどき自然派の保育園でも幼稚園でも、おやつにお菓子が出てくるんですよね。

子供も社会生活をする以上、砂糖の「被爆」を避けられないのが現実です。

さらに小学校に入れば給食もありますし、お友達と遊んだら一緒にお菓子を食べることもある。

僕は、それをいちいち禁止するつもりはありません。

一種の社会勉強だと思うし。

それは、他の糖質食材についても同じです。

でも、家庭内の方針が明確で、

【家には砂糖がない、砂糖の入ったお菓子やジュースはない、毎日栄養豊富な食事をしっかり食べている】

そのような状態であれば、少なくとも栄養面、食事面では健全な発育が期待できるはず。

そもそも健康であれば、やたらと甘いものばかりを欲しがらないものです。

そして大人になるまでに「砂糖の甘いワナ」を認識し、サラッと避けて通る知恵を身に着けさせて社会に送り出したいと思っています。

絵本できました!「砂糖なし育児サポートブック」

2016.04.08