食べる不眠解消法~肉で寝落ち~

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肉を食べて不眠解消

不眠を解消するテクニックはいろいろとありますが、あんがい簡単で効果的な方法を紹介します。

それは、、晩御飯に「肉だけ」たっぷり食べること。

砂糖、炭水化物、果物などの糖質を食べずに、肉と少量の付け合わせ野菜くらいの食事をします。(野菜はなくても可)

量はたっぷり。満足するまで肉を食べる。

できるだけ「美味しい!」と感じる肉が望ましいです。

すると不思議なことに食後急激に眠気に襲われ、そのまま寝落ちてしまうことが多いんです。

食後すぐに寝ても大丈夫?

肉食になって気が付いたことがあります。

夜、たっぷりの肉を食べると、、食後急激に眠気が来て、そのまま『落ちる』ように寝てしまうことがある。

質の良い、美味しくて栄養価の高そうな肉をたぷっぷり食べた時ほど、この現象が顕著に起こります。

少し前に不眠症の患者さんが来たときに、この話をしました。

するとその方は「テレビで、食後にすぐ寝ると体に悪いと言っていたので、眠くなっても歯を磨いたりして我慢している。そうしている間にだんだん目が冴えてきて、眠れなくなる」と言っていた。

そこで、、

「そのタイミングを逃さないで。そこで寝ていいです。」

「その代わり夜は炭水化物、砂糖、果物を食べないで、肉と少量の付け合わせ野菜だけにしてください。」

「美味しい肉を、お腹いっぱいたっぷり食べてください。」

「糖質を摂らなければ大丈夫。肉では虫歯にならないから、歯磨きは朝すればいいです。」

このようにアドバイスしました。

「え!?食べてすぐに寝ていいんですか?!」

驚いてそう聞くので、

「糖質を摂らなければ大丈夫ですよ。」

そう答えました。

どうしてか知りませんが、肉をたらふく食べると急激に眠くなります。

ライオンや猫などの肉食獣も、食事の後は寝ているイメージがありますね。

消化にエネルギーを取られるからかもしれませんし、栄養が充実して身体が『修復モード』に入るからかもしれません。

そして、そのまま朝まで寝ても、あんがい胃がもたれしない。

胃もたれについては個人差があると思いますが、炭水化物を摂らない食事では、食べてすぐに寝てもあまり問題にならないと感じています。

(※ただし、胃の弱い人はやめたほうがいいかも)

食後3時間は寝ちゃダメ!?

僕は以前、食後すぐに寝るのは体に悪いと思っていました。

なぜかというと、東洋医学がそう教えているから。

東洋医学では、食べてから就寝までに最低3時間空けるようにと教えています。

それはそれで意味があり、消化不良や胃腸の障害を防ぐ目的があります。

でも、どうやら糖質を摂らない食事ではあまり気にしなくてよさそうなんです。

東洋医学が間違っているわけじゃなく、前提が違うのでしょう。

東洋医学は農耕民族の医学なので、糖質主食が前提になっています。

米や麦を食べない食事なんて、、想定外のこと。

糖質、特にご飯などの炭水化物が胃に入った状態で眠ってしまうと、胃もたれの原因になります。

炭水化物は胃にとどまる時間が長い

胃はタンパク質を消化するところで、炭水化物を消化できません。

もし、寝ている間に炭水化物が胃にとどまっていると、その刺激で分泌された胃酸が長時間胃壁を溶かします。

そのため胃壁に炎症が起きて「もたれる」状態になるのだと思います。

それが肉や卵など、脂質・タンパク質が主体の食事では、あまり長時間胃に滞留しないようです。

直接見たわけじゃありませんが、、以前夏井先生のブログにそのような写真が出ていました。

寿司を食べて5時間後に内視鏡で覗いたら、そこにはシャリ(米)しか残っていなかった。

寿司は魚介とお米を一緒に食べますが、、ネタが胃を通過した後もシャリが長時間残っているらしい。

夏井睦先生のホームページに載っている内視鏡写真

一般に、炭水化物は消化に良いと思われていますが、、胃にとどまる時間は意外と長いようです。

なので晩御飯に炭水化物を食べたら、寝るまでに出来るだけ時間を空ける。

なるべく胃を空にしてから寝たほうが良いと、東洋医学では教えているのでしょうね。

副交感神経を優位にする

不眠の人は、何らかの原因で交感神経が優位になっていると思われます。

交感神経が優位な状態は積極的に活動するために適していますが、休息するためには妨げになります。

休息するとき、リラックスるときは、副交感神経優位にする必要がある。

以前、意図的に副交感神経を優位にする方法の一つとして「眠りの呼吸法」を紹介しました。

これは吐く息を吸う息より長くすることで自律神経をコントロールする方法でした。

実は、肉をたくさん食べることも、副交感神経を優位にすると考えらえれます。

肉の消化には胃腸機能が活発に働きますが、胃腸機能は、副交感神経がコントロールしているから。

そして血糖値の上昇を招かないので、食後にアドレナリンなど興奮性の血糖調整ホルモン分泌が起こりません。(少なくとも過剰には)

胃腸を活発にするような刺激は、リラックス、休息、修復、睡眠などに適した自律神経の状態を作ると考えれらます。

胃腸に血液が集まるので脳への血流が少なくなって眠くなる、、と聞いたこともありますが、、イメージとしては合うかも。

ま、、理屈はともあれ、いまいち眠りの悪い人、今現在不眠で悩んでいる人は試してみる価値あると思いますよ。

晩御飯に美味しいお肉をたっぷり食べる。

それだけで不眠が解消されたら安いものです。