食事指導で気を付けている20のこと

syokujisidou

食事の指導

日頃、鍼灸院で患者さんに食事の指導をしています。

また最近は、メールなどで個別の相談を受けることも増えてきました。

一人ひとり体質も性格も、生活状況も異なるので、

必ずしも『〇○食の本の通りにやればいいですよ』とは言えない。

食事法をめぐっていろいろな議論が起こり、

賛否両論が言われている理由の一つは、

人によって違うものをひとくくりには出来ないからでしょう。

特定の方法だけを文字どおりに信じれば、

中には失敗する人が出てもおかしくありません。

また、理解の仕方も人それぞれなので、

提唱者が意図しないようなやり方で実践されることもあるでしょう。

僕は基本的に糖質制限的な食事を薦めていますが、

実際の対応には、かなりの幅を持たせています。

無理をしても上手くいかないからです。

相手によっては、問題がありそうでも何も言わないこともある。

食事には触れず、鍼灸のみで信頼関係を築いた方が長期的に良いこともあるからです。

そもそも求めていない人に押し付ければ拒否されて当然ですよね。

以下に、僕が食事指導をするときに気を付けていることをまとめてみます。

いろいろ失敗しながら改善してきたことですので、

ご家族と食事の話をするときにも参考になるんじゃないかと思います。

 

食事指導で気を付けている20のこと

1、本人が必要としているかどうかをまず考える

2、相談者の生活状況に合わせた内容にする

3、年齢や目的に合わせる

4、体質に合わせる

5、消化力に合わせる

6、咀嚼の重要性を強調する

7、今までの習慣を考慮する

8、相手の知識と理解力を考慮する

9、精神力や性格を考慮する

10、仕事や日常の運動量に合わせる

11、今までの運動歴と貯筋があるかどうか

12、深い呼吸をしているか

13、日頃、日光に当たっているか

14、薬の服用歴と常用しているか

15、要点をシンプルに伝える

16、実践法をシンプルに伝える

17、出来るところから着手してもらう

18、症状の解消より食習慣の改善を優先する

19、時間をかける、時間がかかるということを伝える

20、完璧を求めない

 

相手の今を尊重し、今の相手に合わせる

例えば、そもそも本人が何も困っていないなら、

その人にとっては、食事を改善する必要はないかもしれません。

先々の予防が目的だとしても、本人がその必要性を感じていなければ、

聞く耳を持たないのは当然であり、拒否されても不思議じゃありません。

このように、ご本人が何を求めているか、いないか、

生まれ持った身体の強さや、現状がどうなっているか、

性格や知識レベルや理解力、

経済状況や生活状況、

個人的信条、、

いろいろなことを加味して、相手にとって必要なことを提案していく。

相手の現状を尊重し、それに合わせた提案を心がける。

そうでなければ食事が如何に重要なもので、内容がいかに優れていても、

相手に役立つ形で伝わることはないと思います。

食事は結局、本人が自主的に決める事柄ですから、

相手を尊重することが何よりも重要だと考えています。

 

食事指導や食の重要性について人に伝えるときに、

普段心がけていることをざっと挙げてみました。

次回以降は今回挙げた「20のこと」をそれぞれ、

少し詳しく説明しようと思います。