「正しい干支」を知ってますか? ~十干・十二支から読む自然~

srissyunn

立春

立春ですね。

暦の上では今日から春です。

僕の住んでいる神奈川では、数日前から小春日和が続いています。

さて、今日は暦のお話。

易という東洋の占いがありますが、易では十干・十二支の暦を使います。

その暦では、立春が一年のはじまり。

だからある意味、今日は元旦のようなものです。

(旧正月とは違います)

この暦によると昨日までは未年で、今日から申年になりました。

あ、、食事や健康の話とはあんまり関係ないので、興味ない人は飛ばして下さい。

少し詳しい干支(えと)のお話です。

 

干支 60種類の組み合わせ

あたなの干支(えと)は、何ですか?

子年、丑年、寅年、、など、

誰でも自分の生まれた年の「十二支」を知っていると思います。

十二支はもちろん、12種類ありますが、

干支(えと)は、本当は60通りあることをご存知ですか?

先ほど、十干・十二支の暦、、と書きましたが、

十干(じゅっかん)とは、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の10文字のこと。

十二支は、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の12文字があります。

これらを一つづつ組み合わせて「干支」なんですね。

東洋の暦はすべてこの組み合わせなので、10×12=60通り、

つまり、生まれ年も60通りあります。

還暦というと60歳ですが、これは「暦をひと周りした」ということなんですね。

そしてこれらの文字には、それぞれに意味があります。

今日はその意味を少しご紹介します。

あまり馴染みがないかもしれませんが、

干支から自然物を連想していくと、けっこうおもしろいです。

 

日月と自然治癒力

僕の鍼灸院は変な名前で、丙辰堂(へいしんどう)といいます。

丙辰って、、簡単な文字なんですが、読めない人が多いです。

日常では使いませんもんね。

読めないような屋号にしちゃったのはそもそも失敗でしたが、一応の由来があります。

一つは、僕が辰年生まれで、先の正確な暦で言うと「丙辰」年生まれだから。

野球で有名な甲子園は、甲子年に完成したから「甲子園」にしたそうですが、それと同じ発想です。

もう一つの由来、、文字の意味から取りました。

丙(へい)は「ひのえ」とも読みますが、太陽のこと。

太陽や光、空から明るく照らすものを意味しています。

辰(しん)はたつ、龍の意味で使われることが多いですが、

実は、十二支には他にもいろんな意味が込められていて、

そのうちの一つ、辰には「月」や「星」などの意味があります。

例えば「北辰」といえば、北斗七星のこと。

北辰一刀流という剣術の流派がありますが、

あれは開祖千葉周作の、千葉家の守り神が「北斗七星」(北辰)だったから。

そんなわけで、鍼灸院の屋号は日・月・星の意味があります。

それが何??って言われそうですが、、日月星は自然そのものなんです。

四季の移り変わりや気候の変動、それに呼応するバイオリズムは、

もともと天体の運行によって生まれています。

自然治癒力を生かした治療をしたい、、という理想を屋号に込めてみました。

日月は、東洋思想ではとても重視されていて、

日月が全てを決めるというような発想があります。

日月と言っても「星」そのものではなく、天体の運行のことです。

 

今年の干支は「丙申」(ひのえさる)

さて、今年は丙申(ひのえさる)年です。

丙は太陽の意味。

太陽の、、サル??

申は猿でもありますが、陽の金を意味しています。

イメージとしては大きな鉄の塊や、岩のようなもの。

密度が高くて、硬くて、強く、鋭い、という性質があります。

金にはそもそも鋭さや厳しさがあって、

不正を糺したり変革をもたらすものだと言われている。

今年、なにか大きな変化があるんでしょうかね?

それはわかりませんが、、

今年生まれるあかちゃんは、丙申年生まれです。

申は十二支の中でいちばん強くて硬いもの。

その強さに、太陽の明るさや暖かさが加わった干支ですね。

生まれた時間に丙を持っている人は、何らかの「明るさ」を持っています。

また、集団や社会の中で目立つ存在になりやすいです。

太陽や光は、どうしても目立ちますから。

また、十二支に申を持っている人は、

精神的な芯の強さや、筋肉質な身体を持つ傾向があります。

四柱推命や易などの占いでは、そう判断します。

このように十干・十二支の持つ意味から自然物を連想し、

たイメージを膨らませていく、、東洋思想にはそういう不思議なところがありますが、

これが意外と、実際の出来事や人物のイメージと合うと感じています。

中には、これを治療に生かしている中医師もいます。

信憑性のほどはわかりませんが、患者さんにとっては面白いかもしれませんね。