慢性疲労とビタミンB

gozounotukare

コリや痛みと慢性疲労

鍼灸院には、慢性疲労を訴える患者さんがたくさん来ます。

鍼灸院に来る人は、痛みやコリに悩んでいる人がほとんどなんですが、

そのような悩みを抱える人は同時に、

●疲れやすい

●疲れが取れない

●いつも疲れを感じている

などとおっしゃることが多い。

じつはこのような症状、食生活が原因のことが少なくありません。

ぼくが鍼灸をしながら『糖質を控える肉食系の食事法』を勧めるのは、

そういう食事法が、鍼灸院に来る患者さんの悩みに合っているからです。

つまり食生活が原因で、コリや痛みが出たり、慢性疲労になったりするんですよ。

鍼灸するとコリが緩み、疲労が取れやすくなります。

その結果、慢性的な痛みも改善することが多い。

でも、それが食生活が原因で起きているなら、、必ず再発するんです。

慢性疲労になる3つの原因とは

食生活由来の慢性疲労は、大まかに3つあります。

1、糖質の摂りすぎ

2、ビタミンB不足

3、副腎疲労

これらは別々に存在するのではありません。

糖質を摂りすぎるとビタミンB不足になり、

それが長期化すると副腎が疲れてくる、、

というように、相互に関連しています。

(副腎疲労についてはこちらの記事に書きました)

砂糖をやめるとストレスに強くなる~副腎疲労にならないために~

ビタミンB群は、糖質をたくさん摂ることで失われる栄養素です。

糖質中心の食生活だと、大量のビタミンB群を消費します。

そしてビタミンB群が足りなくなると、疲れがたまりやすくなるんです。

週末になると強い疲れを感じる、

同時に、筋肉の張りやコリが強く出る、、

このような人は、ビタミンB群の欠乏症かもしれません。

ビタミンB群とは

ビタミンB群とは、

B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12、葉酸、ビオチン、、

これら8種類あるBビタミンの総称です。

ビタミンB群の主な働きは「代謝をサポート」すること。

代謝とは、体内で起こる化学反応のようなものです。

エネルギーを生み出す働きも、代謝の一つ。

ビタミンB群は、3大栄養素をエネルギーに変換するときにも必要で、

不足するとエネルギー源があっても使うことができません。

つまりB群が不足すると、エネルギー不足になる。

実感としては元気が出ず、疲れやすくなります。

また、肩や腰、目のなどに疲れが残りやすくなる。

筋肉が凝ったり張ったり、循環障害から来る鈍痛を感じやすくなります。

お肉にたくさん含まれている

ビタミンB群を多く含む食品は、お肉です。

だから日常でお肉をシッカリ食べていれば、欠乏を防げます。

また、お米など穀物の「外皮」部分に多く含まれています。

これは、精白された穀物が良くない理由の一つでもある。

穀物を真っ白に精白し、中心のデンプン質だけを食べるようなことをしていると、

ビタミンBの不足がより深刻化してしまうんです。

ですから、お肉などの動物性食品を十分に食べず、

砂糖や精白された炭水化物をたくさん食べるような食生活では、

ビタミンB不足になってしまう。

その結果、疲れやすくなって、コリや痛みが出てきます。

そうしてみなさん、鍼灸院に来てくれるんですね。

ビタミンBサプリ

栄養素は、日常の食事から摂ることが基本です。

でも、あまりにも欠乏が深刻な場合、

一時的にサプリで補うこともありだと思っています。

ビタミンB群の欠乏によっておこる慢性疲労などの症状は、

ひどいと何にもしたくなくなるんですよね。

自炊するとか、食事に気をつけるとか、

疲れちゃって、そういうこともやる気がしない。

それでは困ってしまいます。

慢性的な疲労感や、コリや痛みなどがあまりにも強い場合は、

食事の改善と一緒にサプリメントを使ってみるのも手です。

実感として疲れた時のビタミンBサプリは、けっこう効果がありました。

僕は強い疲れを感じた時などに、アメリカのソラレイ社が作っているこのサプリを使っています。

参考文献

「9割の人が栄養不足で早死にする!」 溝口 徹 著