運動より食事 肥満の解消は栄養をとる

umi

ランニング

夜仕事を終えて帰ると、毎晩すれ違う人がいます。

身長は高くないですが、体重は100キロを軽く超えていそうな人です。

たぶん150キロくらいあるんじゃないかな、、目算だけど。

んで、その人、毎晩走ってる。

たぶん、ダイエットしてるんだと思います。

僕の家の近くは坂ばっかりなんですが、

坂道を登ったり下ったり、非常に苦しそうに走っています。

余計なお世話なんですが、、やめた方がいいと思うんですよ。

そんなに重たい身体でランニングしたら、膝を壊してしまいます。

 

体重の7倍

膝には体重の7倍くらいの負荷がかかると言われています。

(もちろん走り方によります)

体重100キロなら、700キロ、

体重150キロなら、1050キロ、、

ひざ、壊れちゃいますよ。

実際に、鍼灸院にひざ痛で来院する人は、肥満の人が多いです。

治療すれば痛みは引きますが、再発率は高いです。

やっぱり、、痩せないと難しい。

どうしても体重を落とす必要があります。

 

まずは食事から

そのような人には、痩せることを勧めています。

でも、肥満で100キロ越えているような人が、

痩せる為に走るのはやめた方がいい。

膝や腰を壊したら、かえって動けなくなっちゃいますから。

膝に負担のかからない水泳などはまだいいですけど、

それでも激しい運動は控えた方が無難でしょう。

僕の鍼灸院では、運動はほどほどにして、

まずは食生活を変えることをおすすめしています。

 

原因は糖質の過食

肥満の人は、十中八九糖質の過食をしています。

食べすぎた糖質を、体脂肪に変換して処理しているんです。

中にはそんなに食べてなくても肥満の人もいるようですが、

(たいてい食べてるんですけど)

もし食べなくても肥満が解消しないなら、基礎代謝が低い。

なんにしても背景に、栄養不足が絡んでいます。

このような人には運動するより先に、食事を変えることをおすすめします。

具体的な内容はいつも言ってることですが、

糖質を控え、お肉などの動物性食品をお腹いっぱい食べる。

糖質制限が流行っている主な理由は、ダイエット法として有効だからです。

なぜ有効かといえば、肥満の原因は糖質の摂りすぎだから。

糖質を減らせば痩せるんですよ。

 

背景にある栄養欠乏

でもどうして、糖質を摂りすぎちゃうのでしょうか?

多くの場合、その背景には栄養欠乏があるんです。

つまり、肥満は多くは栄養不足が原因です。

太っているので一見、栄養の摂りすぎに見えますが、

摂りすぎは糖質だけで、他の栄養素、脂質やタンパク質や、

脂質タンパク質が豊富な動物性食品に含まれるビタミンミネラルが足りていない。

足りないと「欠乏感」を感じます。

そして強い欠乏感を満たすために、

手軽に食べれる甘いものや炭水化物を過食してしまうことが多い。

甘いものや炭水化物をいくら食べても不足している栄養は満たされないので、

いつまでも過食が治まらず、肥満になってしまうのです。

 

カロリー制限はしない

このような栄養不足の状態まま、痩せるほどの激しい運動をしたら、

栄養不足はもっと深刻化してしまいます。

単純な話、激しい運動は栄養の要求量を増やしますから。

昨日も書いたのですが、カロリー制限と運動で痩せようとして、

栄養欠乏になって体調を崩す人が多い。

そういう人が度々、鍼灸院に来ています。

これ、けっこう危ない状態だと思うんですよ。

カロリーを控えようとするとどうしても、お肉や脂を控えます。

脂って高カロリーですし、

そもそもお肉食べると太ると思っている人が多いんですよね。

でも、このような状態で膝や腰を痛めたら、なかなか治らないんです。

中にはもっとこじらせて、うつ病やパニック障害になる人もいるようです。

精神症状と栄養欠乏って、関連が深いんですよ。

 

走るより食事が先

ちょっと太めくらいならまだいいですが、

本格的な肥満の多くは、まず食事の改善が必要です。

つまり、糖質の過剰摂取と栄養欠乏を先に解決しておくこと。

それだけで普通は、かなり体重が落ちます。

もちろん、運動もだいじなんですよ。

筋肉がついてくるとミトコンドリアが活性化して基礎代謝が上がります。

これは、元気になる方向につながる変化です。

基礎代謝が上がってくると、肥満も解消しやすいです。

でも、忘れちゃいけない大事なことは、食事が先だということ。

くれぐれも断食したりしないでくださいね。

そして体重が重いままでは膝や腰など関節への負担が大きすぎます。

本格的な運動は、食事である程度痩せてから始めるといいと思います