わが家では、甘味料を使いません。
砂糖や異性化糖、はちみつ、麦芽糖、甜菜糖、
みりん、甘酒、スクラロース、ラカント、アスパルテームなどの人工甘味料、、
いろんな甘味料がありますが、一切使いません。
血糖値を上げない甘味料はOKとする考え方もありますが、
『強い甘味に対する欲求』そのものを、
断ち切った方がいいと考えています。
その方が、のちのち楽だから。
でもその辺は、自分で決めることでしょう。
自分にとって役立つなら、使ったらいいんです。
わが家で甘味料を使わなくなったのは、
代替甘味料が良くないとか、
強い甘みに対する欲求から抜けだそうとか、
そんなことを考えていたわけじゃなく、
たまたま。
砂糖をやめた、、だから、甘いものはない。
そういうシンプルなものでした。
でも、はじめは料理にみりんを使ったり、
ときどき甘酒飲んだり、
いろんなことしてごまかしてましたが、
だんだん『強い甘み』が無いことに慣れて行きました。
今は料理のみりんも含めて、甘味料は全く使いません。
必要性を感じないんです。
完全に砂糖を断って、それが当り前の日常になってきたころから、
素材が持つ甘みを強く感じるようになりました。
ある時、親戚づきあいでコース料理を食べました。
最後に出てきたデザートの砂糖菓子、
ちょっと味見してみたら、、
あまい・・・甘すぎる。
ちょっとなめて、もう無理だと思いました。
でも隣に座ったおばさんは、パクパク食べてます。
僕の勝手ですが、見ていて気持ち悪くなりました。
普段から砂糖や甘味料を断っていると、
甘味に対する感覚が鋭くなります。
食材は、何でも甘さがある。
牛乳なんて、かなり甘いドリンクだし、
白米なんてお菓子みたいに甘い。
野菜もお肉も卵も、もちろん果物も、とても甘い。
果物は糖度の低い、
より甘くないものを『美味しい』と感じるようになりました。
庭先で生った酸っぱいミカンとか、美味しいです。
ほとんどの食材には、自然な甘みがあります。
甘味料をやめたら、それをとても強く感じるようになりました。
僕はそれまで、感覚が麻痺していたのでしょうね。
妻はもともとケーキ作りが好きで、いろいろと作れるようです。
僕もパン屋さんだったから分かりますが、
ああいうものを作るのは、単純に、楽しい。
今後、何かのお祝いのときなど、
子供にケーキを作ってあげたいと思っています。
もちろん、甘味料なしで。
生クリームやサワークリームは、そのままでも十分甘い。
卵と薄力粉でスポンジ作れば、デコレーションケーキだって作れます。
果物を適当に乗っけたら、もう、立派なデザートですよね。
時々、子供のおやつをどうするのか、
お菓子は一切与えないのか?
というような質問を受けます。
わが家は育児1年生なので、やりながら考えますが、
たぶん、与えると思う。
でも、少なくとも家の中で甘味料を使わないと思います。
だって、、必要ないから。
それで困ることは、特になさそう。
困ることがあるとしたら、学校とかお友達の家とか、
人づきあいの部分でしょうね。
よそで普通のお菓子をもらって、
甘すぎて食べれない・・
っていう感じに育ってくれたら、、狙い通りなんですけど。