砂糖なし育児について

kodomogohan

子どもに砂糖を与えないのは無理??

先日、甘味料を使わないと甘味の感受性が敏感になる、

そのため、全く使わなくても困らなくなった、

子どもも甘味料なしでOKなんじゃないかな?

という内容の記事を書きました。

甘味料を一切やめても困らない

この記事に対して、

現実もんだい子供に甘いものを与えないのは難しいですよ。

というコメントが寄せられた一方、

うちの子はそもそも欲しがりません。

という方もいました。

子供に砂糖を与えない難しさの一つの要因は、

やはり世間との関わりの中にありそうです。

鍼灸院で子育て中のお母さんに「砂糖を与えない育児」をすすめると、

ほぼ次のようなリアクションが帰ってきます。

  • 保育園や幼稚園でおやつの時間がある
  • おやつの交換会がある
  • おばあちゃんが与えてしまう
  • 夫が与えてしまう
  • 友達のうちでもらってくる
  • どうしても欲しがる

このようなことを言われることが多いですね。

だから、無理だと。

現実問題として砂糖や甘いものは世の中に蔓延しています。

子供にも当然社会生活があるので、

全く砂糖に暴露しない、、というわけにはいかないでしょうね。

でも一方で「そもそも欲しがらない」「与えてもほとんど食べない」

このようなお子さんも、少なからずいるようです。

この違いは、どこから来るのでしょうか。

一度覚えれば欲しがる

一つの要因として、一度味を覚えてしまえばやはり欲しがりますよね。

はじめに与えてしまったことが原因です。

そもそも子供は甘い味が好きなので、

繰り返し与えられれば、大人と同じように癖になってしまうでしょう。

他に考えられる要因として、授乳中のおかあさんの食事があります。

糖質過剰な食生活をしているお母さんの母乳には、

ブドウ糖がかなり含まれているようです。

母乳しか飲んでいないのに生えたばかりの乳歯が虫歯になってしまうことがあります。

これは間違いなく、お母さんの食生活の問題。

糖尿病の人は過剰な血糖を尿に排泄します。

だから糖尿病というのですが、

じつは尿だけでなく、過剰な糖は汗からも排泄されるようです。

母乳を分泌する乳腺は汗腺から変化したものなので、

お母さんが高血糖の状態だったら母乳中に糖が排泄される。

本来母乳にはブドウ糖はありませんが、

お母さんの食生活によってはブドウ糖入りの甘い母乳になってしまいます。

これは赤ちゃんの味覚や健康を害しますし、当然虫歯にもなりますよね。

このように虫歯になるような甘い母乳を飲ませていたら、

仮にお菓子を与えない育児をしていても、

砂糖や甘いもの大好きの子どもになってしまうかもしれません。

だから、食事の改善は子どもだけじゃ駄目。

お母さんがしっかりすることが何よりも大切です。

栄養を満たすこと

もう一つ、子供が甘いものを過剰に欲しがる要因として、

栄養不足が考えられます。

大人の場合でも栄養不足による欠乏感から甘いものに走るケースが多いですが、

これは子供も同じでしょう。

逆に言えば、普段からお肉や卵などをたっぷり食べて十分満たしておけば、

過剰に甘いものを欲しがったりしにくい状態になります。

妊娠中・授乳中はお母さんの食事です。

もちろん、栄養だけでなく十分なスキンシップ、良好な家族関係など、

過剰なストレスや情緒が不安定になる要因が無いことも大切。

精神的に不安定だと食生活も乱れやすい、

この辺の事情は、大人も子供も同じです。

はじめから与えない

おそらく、はじめから甘いものを与えないで育ててしまえば、

一番楽でしょうね。

間に合う方は、ぜひそうしてください。

もちろん、発育に必要な栄養素はたっぷり与える前提です。

そもそも強い甘味に慣れていなければ

市販のお菓子を与えられても「甘すぎて拒絶する」ようなお子さんになるかもしれません。

実際にそのような証言を複数聞いています。

まあ、育児一年生のわが家はまだまだこれからなので、

実際にどうなっていくのか、、楽しみなところです。

あとから禁止するのは大変

でも、一度しっかり甘い味を覚えさせて、

親が育児の方針を転換し、

後から禁止するのはなかなか大変だろうと思います。

程度にもよりますが、すでに甘いもの中毒ですからね。

大人でも苦戦し失敗する人が多いのだから、子どもにとっても酷な事。

すでに甘いものを覚えてしまっていて、しかも強く欲しがる場合、

「栄養豊富な食材を食べる」ことを優先するといいと思います。

無理に、正面から禁止するのではなく、

砂糖や甘味料をなるべく与えないようにしておいて、

お肉など発育に必要な栄養を積極的に満たしていく。

栄養が十分に満たされた子供は、余計な物を欲しがることが少なくなるはず。

こようようなアプローチだったら、自然と甘いものから離れられるかもしれません。

砂糖なし育児をサポートする絵本を作りました!

依存性が高く健康を害する砂糖や異性化糖などの甘味料、、

特に子供には「はじめから与えないこと」が大切だと思います。

でも実際に『砂糖なし』で育児をしようとすればいろいろな問題に直面します。

そんな大切だけど困難な『砂糖なし育児』をサポートする目的で絵本を作りました。

砂糖なし育児サポートブック

2016.04.04

内容はリンク先の妻のブログで公開していますので、ご覧いただけると嬉しいです。